社員20〜100名規模の経営者様へ。人事担当不在の組織を支える、判断軸の提供。

ダイドーティスコムビバレッジ株式会社(自動販売機による清涼飲料水、及び食品販売@群馬県館林市(本社))

群馬県館林市を拠点(本社)に、自動販売機による清涼飲料水・食品販売を手がける
ダイドーティスコムビバレッジ株式会社さまより、
当社の支援についてのご感想をいただきました。

1979年の創業以来、地域に根ざした事業展開を続け、
現在は約3,600台の自動販売機を運営するなど、
安定したオペレーションときめ細かなサービスで実績を積み重ねてこられた企業です。

近年は、自動販売機ビジネスを取り巻く環境変化や、
AI・IoTを活用した新たなオペレーションへの対応が求められる中で、
人と組織の在り方についても、あらためて見直すタイミングを迎えておられました。

今回は、代表取締役社長の早川文也様と取締役会長の早川友司様に、
人事制度に取り組まれた背景や、制度づくりを通じて感じている変化、
そして今後の展望についてお話を伺いました。
(※役職はインタビュー当時のものです)

【会社概要】
 ・社名 ダイドーティスコムビバレッジ株式会社
 ・創業 1979年3月 
 ・従業員数 37名(令和7年1月時点)
 ・所在地 群馬県館林市(本社)
 ・事業内容 自動販売機による清涼飲料水・食品販売
 ・HP https://dytb.co.jp/

Q1. 人事制度を見直そうと思った理由について

【伊東】今回、人事制度を見直そうと思われた一番のきっかけについて教えてください。

【早川社長】代表に交代する時点で、人事制度、特に評価のあり方が長期間変わっていない状態でした。そのため、代表が変わるタイミングで「一度きちんと見直さなければいけない」と感じたのが、最初のきっかけです。

【伊東】当時、具体的にどのような課題感を持たれていましたか?

【早川社長】一番大きかったのは、
「しっかりやった人が、やった分だけ評価される仕組みにしたい」という思いです。

以前、一度給与体系を変えようとしたことがあったのですが、
専門家ではない自分たちで作った仕組みだったこともあり、
結果として不満の声が出てしまいました。

やはり素人目線では、
本当に納得感のある制度を作るのは難しいと感じていました。

【伊東】もし、そのまま制度を見直さずにいたら、どんなリスクがあると感じていましたか?

【早川社長】頑張っている人が報われない会社であり続けてしまう、
それが一番のリスクだと思っていました。

そうなると、優秀な人材が集まらない、定着しない
特に今は人手不足の時代ですし、
中小企業はマンパワーへの依存度が高い分、ダメージは大きいと感じていました。

Q2. 当社(伊東)の第一印象や依頼の決め手について

【伊東】セミナーや面談を経て当社にご依頼いただきましたが、当初の印象はいかがでしたか?

【早川社長】率直に言うと、「誠実そうな人だな」という印象でした。
それが最終的な決め手にもつながっています。

【伊東】他社との比較や検討はされましたか?

【早川社長】特にしていません。
本当は何人かの専門家の話を聞いて決めるという方法もあったのかもしれませんが、
私は「すぐに取り掛かりたい」という気持ちの方が強かったですね。

【伊東】最終的に依頼を決めたポイントは何だったのでしょうか?

【早川社長】セミナーの内容が、
「今まさに自分たちが考えていること」と重なっていたこと。
そして、伊東さんにお願いすれば、きちんと進めていけそうだと感じたことです。

Q3. 実際に支援を受けてみての大変さや感想について

【伊東】約1年間、一緒に制度づくりを進めてきましたが、
率直な感想をお聞かせください。

【早川社長】正直、最初はもっと簡単に決められるものだと思っていました。
ですが、役割の定義や評価の考え方を一つひとつ詰めていくと、
これだけ時間がかかるものなんだと実感しました。

その分、
しっかり「見える化」できたことは非常に良かったと思っています。

【伊東】外部の専門家が入ったことで、
社内だけでは得られなかった気づきはありましたか?

【早川社長】あります。
特に、給与水準や所得の相場データなどの客観的な情報は、
社内だけではなかなか手に入らないものです。

ああいったデータを見ながら話ができたことで、
自社の立ち位置を冷静に考えることができました。

【伊東】定期的な打ち合わせの進め方についてはいかがでしたか?

【早川社長】頻度や進め方については、とても良かったです。
定期的に進めるペースがあったからこそ、
途中で止まらずに、ここまで来られたと思っています。

Q4.導入後の変化や手ごたえについて

【伊東】制度を導入することで、
まずどんな変化が起きてほしいと考えていますか?

【早川社長】これまで私が全員と面談をしていましたが、
今後は直属の上司がきちんと面談・評価を行う体制に変えていきます。

管理職に権限を渡し、
部下の課題や成長を日常的に見ていく
それができる組織にしていきたいですね。

【伊東】社員の皆さまの行動面では、どんな変化を期待していますか?

【早川社長】営業手当については、
やった分だけきちんと反映される仕組みにしました。

その分、
自分で考えて行動し、成果を出そうとする動きが増えてほしいと思っています。

【伊東】運用面での不安や心配はありますか?

【早川社長】現時点では大きな不安はありません。
ただ、制度は作って終わりではなく、
時代に合わせて見直していく必要があるとは感じています。

Q5.今後の活用と、迷う経営者へのメッセージ

【伊東】今後、この制度をどのように定着させていきたいですか。

【早川社長】まずは、
「なぜこの制度を作ったのか」という背景を、
管理職にもきちんと理解してもらうことが大切
だと思っています。

すぐに完璧に運用できるとは思っていません。
1年、2年かけて、少しずつ浸透させていきたいですね。

【伊東】制度づくりを迷っている経営者に、
何かメッセージを送るとしたらいかがでしょうか?

【早川社長】従業員からすると、
「何をしたら評価されるのか」が見えない状態は、とても動きづらいと思います。

社長のさじ加減に見える評価は、
決して間違いではありませんが、
受け手からすると納得しづらい。

だからこそ、
何が大事かということをきちんと見える化することが大切だと思います。

【伊東】「当社に依頼してよかった」と感じる点があればお教えください。

【早川社長】ネットで情報はいくらでも集められる時代ですが、
経営者が一人で制度を作り上げるのには限界があります。

専門家に入ってもらい、
一緒に考え、整理しながら進められたことは、
本当に良かったと感じています。

【伊東】最後に、将来に向けた御社のビジョンや目標をお聞かせください。

【早川社長】「人と組織が成長できる企業を目指します」というビジョンを掲げています。

人が成長しても、会社の仕組みや環境がそれに追いついていなければ、いずれ人は離れていってしまう。
だからこそ、人と会社は別々に成長するのではなく、同じ方向を向いて一緒に成長していく必要があると考えています。

今回つくった制度を活用しながら、
社員一人ひとりの頑張りがきちんと成果につながり、
その積み重ねが会社の成長にもつながっていく

5年、10年先だけでなく、
50年後も続いている企業でありたい。
そのための土台づくりとして、この制度を大切に育てていきたいと思っています。